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ナンバー938の呟き

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身の程知らずにもわずかばかりの知性をふりかざしてみたくて呟くのである

全席3点式シートベルトやESC

 どうやら2012年以降に全席3点シートベルトやESC(横滑り防止装置)が新型車より義務付けとなることが決まったようである。新型にせずにマイナーチェンジだけで残せば付けなくても生産可能だし、軽自動車には時期的な軽減措置が盛り込まれているとはいえ、ヨーロッパ各国での義務化をにらんで、日本でも法改正をせざる得なくなったということだろう。そういえば9月で終わったエコカー補助騒動は、そういう安全装置が義務化される前にいっぱいクルマを売ってしまおうというもくろみもあったのかもしれない。
 もちろんこの2点だけでもクルマはコストアップとなってしまうので、無駄な高い料金を強制的に払う必要があるのかという意見があるとは思う。では現行のエアバッグの場合はどうだったのか、エアバッグなしのオプションを選べるべきとかいう意見がいまあるのだろうか?
 最近の自動車雑誌を見ると、ESCを標準装備にして、レスオプションとしてないモデルも設定できるようなクルマ作りをめざして欲しいと主張している自動車ライターが目立つようになってきた。時流にのった発言と見るのか、偉そうにメーカーにご意見している発言とみるのか、真に消費者のニーズを考えた発言と見るのかは、立場によってそれぞれだろうとは思う。
 クルマはここ数十年で随分と扱いやすく安全な乗り物となってきた。しかし本質の部分は大きく変わったわけではないし、乗り手の意識がより重要なのは論をまたないだろう。
 メーカーは全席3点シートベルトやESCの重要性は一番理解しているはずだ。しかし、それよりもより低価格を望む買い手を意識してコストアップを避けざる得ないのだ。
 ここはクルマを意識的に乗っているドライバー自身が、声をあげてコストアップよりも長く安全に乗れるクルマを要望してゆくべきだろうと思う。自動車評論家はその扇動役になる試金石を与えられているわけだ。
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by kkusube | 2010-12-11 09:55 | クルマ