新☆ハヤカワ・SF・シリーズ
年末からポケミスと同じような体裁でハヤカワ・SF・シリーズが始まるらしい。取りあえずは第一期10冊を隔月刊で刊行。スコット・ウエスターフェルドの「リヴァイアサン」を皮切りに、バチガルピの短篇集やコニー・ウィリスのALL CLEAR/BLACKOUTとかが今のところ判明しているラインナップらしい。旧ハヤカワ・SF・シリーズを彷彿させる銀背も悪くはないだろうし、いまどきSF本を買う人間なんて懐古趣味もいいところだから、スタイルとしては悪くない。
すでにポケミスで展開している海外ミステリは、細々とコアなファンに支えられて続いているだけのようだし、海外SFもいずれはその方向を模索せざる得ないのだろう。つまりは単価を上げても少ない部数でなんとかやりくりするという方向だ。文庫本ですら初刷り3000部だとか5000部だとかいわれている。書店の店頭に並ぶことすらなく消えてゆくような状況である。
趣味の読書がどういう方向で生き延びてゆくのか。しばらくは目が離せない。
すでにポケミスで展開している海外ミステリは、細々とコアなファンに支えられて続いているだけのようだし、海外SFもいずれはその方向を模索せざる得ないのだろう。つまりは単価を上げても少ない部数でなんとかやりくりするという方向だ。文庫本ですら初刷り3000部だとか5000部だとかいわれている。書店の店頭に並ぶことすらなく消えてゆくような状況である。
趣味の読書がどういう方向で生き延びてゆくのか。しばらくは目が離せない。
by kkusube
| 2011-11-17 21:22
| 本