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ナンバー938の呟き

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身の程知らずにもわずかばかりの知性をふりかざしてみたくて呟くのである

短時間の試乗で何が分かるのだろう

クルマを選ぶ際に試乗記を参考にしたり、実際に自分で試乗してみたりするのだが、書いてあることの半分も理解できなかったり、短時間の試乗で詳しいところが分かるわけでもない。せいぜいが自分自身の生活のニーズに合っているかどうかを判断する程度だ。
たとえば普段は10キロ以内の買い物や雑用に使うだけ月に一度か二ヶ月に一度程度100キロ以上のドライブをするというニーズであれば、市販のどんなクルマも要件を満たしている。むしろ頻繁に使う10キロ以内の過酷用途には軽自動車や電気モーター車が適しているし、一日200キロ未満で毎日給油するのならばガソリンタンクの容量も気にならないし電気自動車でも日常の足に耐える。
では自分自身の生活のニーズはどんなところにあるのか。ひつとは体型だろう。クルマのシートはさまざまな体型に対応しているとはいえ、購入する時に大中小を選べるわけではない。室内空間の快適さも、スポーツカー要素とファミリー要素では要求しているレベルが違うだろう。それらをメジャーで計りながら、使いづらくない程度ならばどんな選択肢でも身体のほうが慣れてくれる。しかも1ヶ月程度乗ってみてしかほんとうのところの評価は分からない。
そういう点で、短時間の試乗でクルマの評価記事を書く、カージャーナリストと称する職業の特殊さも分かる気がする。メカニズムに対する豊富な知識に加え、動きに対する五感の感覚が異常に鋭い人達なんだなと感心する。これも一種の才能なんだろう。
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by kkusube | 2015-12-05 08:17 | クルマ