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ナンバー938の呟き

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身の程知らずにもわずかばかりの知性をふりかざしてみたくて呟くのである

カテゴリ:クルマ( 112 )

 まずはミラージュという名前のクルマが復活したことをお祝いしたい。最初に買ったのが初代ミラージュで、このクルマは三菱自動車にとっては最初のFF車であった。
 やぼったいギャランやランサーといったデザインから一転してスマートなデザインと変身し、マークもスリーダイヤを止めたという転換点であったのだが、その後の三菱自動車に関しては、自動車メーカーとして独立したいという妄想と販売台数という数字に拘り過ぎて転落していった、というのが衆目の一致するところである。
 三菱重工の社員が乗るための自動車を作るところからは脱却できなかったし、ご自慢のGDIエンジンはまだまだ未熟な環境にやさしくないエンジンであった。
 そんな中で出してきたコンパクトカーが今回のミラージュである。はっきりって安物である。技術面での進歩をコスト削減に費やしたという価格戦略唯一のクルマである。デザインではコルトと比べると格段に劣るし、価格以外に見るべきところがない。世界戦略では中国車やダチアと競うのだろうが、日本では軽を買うよりも安価に小型自動車が買えますというのが唯一のポイントだろう。コスト優先で作ったシンプルさが潔いと評価されるのか、ゴテゴテの高級軽自動車が一世を風靡している風潮にどう対抗できるのか、楽しみではある。
 パッソやマーチよりは面白いかもしれない。
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by kkusube | 2012-08-14 10:00 | クルマ
 クルマ雑誌を斜め読みしていると、新世代のエンジンが特集されていた。
 ECOな時代に相応しく大排気量エンジンではなく、コンパクトカーにダウンサイジングエンジンという話である。先手を打っているVWはEA211型で3気筒と4気筒を用意しているらしい。0.9Lをベーシックバージョンに、1.2Lはポロあたりから採用するのだろうか。現行の1.2Lが4気筒なので、次世代は3気筒となるのだろう。
 プジョーやルノーといったフランス勢も0.9Lの3気筒を用意している。1.2Lはルノーは4気筒(これはK4M代替エンジンだそうだ。デュアルクラッチのセミオートマも用意されるようなので、カングーに載ったら日本国内では面白そうだ)、プジョーは3気筒。0.9Lはターボ仕様でルーテシアに載ってくるらしい。まさに1.2Lクラスのダウンサイジングである。フィアットが先鞭をつけて500に2気筒エンジンツインエアを載せてきているが、その流れが主流となってきそうな勢いである。
 日本勢では、日産が1.2Lを3気筒で1.5Lを代替する予定のようである。三菱も新しい3気筒エンジンを用意している。
 一般に3気筒エンジンは振動面で不利であると言われている。いままではマイナーな存在ではあったけれど、日本の軽自動車の世界では3気筒が定番となっているので、技術面では十分にこなれた存在であるといえる。
 現行のガソリンエンジンの熱効率は良くて20%といわれている。これを最終目標としての40%にどれだけ近づけるか。新世代エンジンは圧縮比も高めで、高効率な最新技術を惜しみなく投入したエンジンとなる。3気筒エンジンの時代がくるのかどうか、楽しみに待ちたいところだ。
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by kkusube | 2012-07-28 22:28 | クルマ
 今年の9月頃から発売する日産の世界戦略車。コンパクトクラスながら「新型ノートは日産のモノづくりの粋を集めた、日産ならではのクルマ作りの結晶」なんだそうだ。確かにサイズ面ではチョードいい(どこかのCMみたいだけど)。1.2Lという排気量も、VWの二番煎じとはいえ、高く評価していい取り組みだろう。「モノづくりの粋を集めた、日産ならではのクルマ作りの結晶」がどんなものなのか、実物を見てからのお楽しみとなりそうだ。ワールドプレミアからは、そんなインパクトは露とも伝わって来なかった。平凡なデザインの(まるで中国か韓国製のような)ハッチバック。それが悪いというわけではない。クルマに趣味性など期待してはいけない時代なのだから。悪くないとは思うけど、サイコーの日産といいきってしまえるものなのだろうか。言ってしまった以上は、どんなものか期待に胸を膨らませて拝見させていただきましょう。
 「新型ノートの最上級グレードとして上質なインテリア、プレミアムな装備を採用した」メダリストというグレードがあるという。写真で見た印象では、アウディのA1に及びもつかない。せめてプレミアムというのならば、A1の質感で203万でやって欲しいものだ。
 細かいことをいうと、このご時世で後席にヘッドレストが2個しか付いていないというのはどういうものだろう。旧ノートの英国版にはちゃんと座席数分のヘッドレストが付いている。日本人は4人しか乗らないから必要ないとコスト削減だけを考えていると痛い目をあうのは目に見えているが、このノートのマネージャーにはコストしか見えていないのだろう。
 もう一点、軽量化がどの程度できているのかも興味津々。マーチで950kg程度。それよりも5%以上は容積の大きなクルマである。果たして1tの壁を割っているような画期的な軽量化かつ高剛性が得られているのだろうか。

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by kkusube | 2012-07-17 21:18 | クルマ
 試乗キャンペーンとかで案内が来ていたので、ようやくポロTSIを試乗することができた。試乗コースは前回のゴルフトレンドラインと同じ。同じ排気量の同じエンジンを積む似たようなクルマなのに、何故かポロの方がアンダーパワーに感じたのは個体差か。エンジン音よりも路面音をよく拾うので、エンジン回転数は低いのに室内は賑やか。ステアリングは軽くて頼りなげ。左膝がコンソールに当たるところなどは小さいクルマの弊害か。足も突き上げが多少厳しいかなと感じた。
 よくできているクルマだけど、ゴルフに試乗した後ではやっぱりゴルフの方がよくできているということになる。後部座席の足元もゴルフは十分だけど、ポロは大人は厳しいところ。ゴルフは決して魅了的なわけではなく、退屈はクルマ。それでもとてもよくできているということになる。今年中には新しいプラットフォームのゴルフⅦにモデルチェンジされるので、その世代が熟成した頃にもう一度考えるというところだろう。
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by kkusube | 2012-03-04 22:47 | クルマ
 画期的なエコ時代のテクノロジーとしてスカイアクティブをマツダが宣伝しだしてから、ようやく本格的なモデルが誕生した。CX-5というSUVである。コンパクト省燃費車が流行りの時代にSUVという大飯食らいで過去の流行のようなジャンルに最新モデルを投入することの是非はともかく、マツダとしてはこのジャンルに付加価値と勝算を見出したわけだ。スカイアクティブという技術はプラットフォームから設計しないことには完全には成立しない技術である。デミオやアクセラといったモデルに一部分だけスカイアクティブの技術を応用した、いわば場つなぎモデルを投入したが、それはマツダとしての台所事情を反映した言い訳にしか過ぎなかったからである。
 実物を見たわけでもないのでマツダの新しいクルマの品質を語れるわけではないが、ハイブリッドばからいが人気の中、クルマらしさを追求した新しい変速機やエンジンには大いに期待しているので今後試乗での評価が楽しみである。

 ついでながら、BMWのX1と比べてみてみよう。
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 こちらがCX-5である。背の高さ以外はほぼ同サイズ。
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by kkusube | 2012-02-18 17:26 | クルマ
 2011年のクルマの生産台数を見ていると、日本メーカーの第三位であるホンダはあと少しでスズキに迫られている。それ以外のメーカーは立ち位置があやうくなり、他の大手メーカーと提携するなりプレミアムメーカーとして存続するなりの存亡を問われる時期に入っているようだ。
 そんな中で今年の新車を見て座った感想を、フェイスブックには簡単に書いたのだけど、もう少しくだくだと書いてみたい。
 一番期待の高かったトヨタアクア。これは大きく残念でしょうだった。大きさの点が問題ではあるが、欲しい装備を装着したアクアを買うのならばほぼ同じ程度のお金で同等の裝備を装着したプリウスが買えるということもマイナスポイントだろう。
 外観はまぁ慣れる部分はあるにしても、内装はここまでコストダウンというところが目立つ。前席はまだ使い物になるとして、後部座席はコンパクトカーとしては失敗だと思う。これがスポーティカーならば何も問題ない。正直言ってAE86と似たような室内空間なのだ。問題はアクアがファミリーカーとして位置づけられているクルマだというところにある。後部座席はウインドウに近く座ると随分な圧迫感で、より真ん中に座らざるえない。低燃費しか特徴のないクルマと言う意味では、旧インサイトに近いものがある。取りあえずは爆発的に売れるのだろうけど、きちんと作っていないクルマは長くは持たないものだ。初代プリウスの室内空間の作り方をトヨタの設計陣は再度学び直した方がいいのではないかと思った。

 外観がひどいと評判の新しいインプレッサ。内装はダッシュボードにもパッドが入り高級そうに見えるようになった。触ってみれば一目瞭然の安っぽさはどうしようもない。ペラペラのドアとかウインドウスイッチとか、高級とは何か他のメーカーのクルマを買って研究する余裕もないのだろう。確か開発責任者すら先代インプレッサに乗っていてその不満部分を解消したみたいなことを言っていたが、そうではなくて他メーカーのいいところをしっかりと取り入れる必要があるのではないだろうか。このサイズでクルマを作ればもう少しまともな室内空間を実現できるはずだし、FFとAWDの両方を用意している都合上で床の盛り上がりが大きいのも昔ながらの設計だからではないだろうか。
実際に運転しているわけではないので、新型エンジンやトランスミッションのよさは分からないけれど、年改ごとに変わる会社なので熟成を待ちたいところだ。
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by kkusube | 2012-01-29 09:22 | クルマ
 現地に行って触ったわけではないので、写真や説明を見てのコメント。
 トヨタ・・・LFAもあるし、ハチロクもあるしとまだ余裕がありそうな印象。個人的にはアクアがどんな仕上がりなのか気になる。最初は旧型プリウスの作り直しのような情報があったけれど、随分と磨きをかけている様子である。自動車の税制もトヨタのためにあるようなものである。
 NISSAN・・・リーフ以外には見るものがない。新型ティーダのお披露目もなし。セレナとエクストレイルしか売り物がない状態を改善できるのだろうか。
 ホンダ・・・フィット以外に売り物がない会社になってしまった。アメリカ市場でも主力の新型シビックはダメ出しをくらって、昔のイメージはない。タントの後追い車を出すようだけどどれだけ市場のイメージを払拭できるのだろうか。
 マツダ・・・スカイアクティブも掛け声倒れにならなければいいがと思う。口の大きく開いたデザインとかぬめぬめしたボディラインはどうにかならんのだろうか。
 スズキ・・・スイフトのレンジエクステンダーはEVハイブリッドを名乗るのだろうか。EVの航続距離の短さを相殺できるレンジエクステンダーには興味があるので、実際に市販されてどうなるのか期待したい。
 MITSUBISHI・・・コルトの後継車がミラージュとなるようである。世界戦略車なんだそうだけど、もはやルノーにおけるダチアになってしまったのかなと思った。このクルマが目玉だとしたら、かなり寂しい状況である。
 ダイハツ・・・コペンの新型には期待しているけど、すっかりトヨタにおけるダチアになってしまったのだろう。
 スバル・・・世界市場向けのクルマだけを自社で設計生産するようになって、どの程度までクオリティを上げることができるのだろうか。BRZとハチロクの区別をどこでつけるのか見物。

 とりあえず国産車だけ。この内容だとクルマ離れは止まらないわねぇという東京モーターショウ2011ではある。
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by kkusube | 2011-12-11 12:24 | クルマ
 久々のトーキョーモーターショウが開幕するとあってクルマメーカーも力を入れた紹介活動を始めている。新しいエネルギーの利用に関しては、PHVが当面の主力になっていきそうだ。数年前の燃料電池はもはや細々と研究を進めているらしいという状況だ。もっともメルセデスの旧Aクラスに積む予定だった燃料電池は常温核融合と似たような扱いとなっているのだろう。
 そんな中で、ピカリと光っているように見えるのがトヨタの「ハチロク」だ。命名からしてベタな日本語(少なくとも旧86にはレビン&トレノという外人ぽい名前があった)。30年前の走り屋の夢を再現というところだそうだ。27や71ではなく86であるところにどんな意味があるのか、クルマを横にして走らせる趣味のない人間にはピンと来ないところではあるが、それでも今回のモーターショウの中ではまともに見ることができる唯一のクルマだろう。トヨタ車には珍しく長い開発時間を経て熟成されているし、NISSANのGT-Rのように一般には手の届かない価格となってしまっているわけでもないライトウェイトスポーツカーというあたりが、実用と趣味の間を埋めるクルマとヒトとの付き合いの復活の狼煙となればいいなと思う。
 スバルのエンジンと後輪駆動。クルマと暮らすことをもう一度考えてみるいいチャンスだと思う。
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by kkusube | 2011-12-01 21:47 | クルマ
 なぜかこの街には古いクルマも多い。旧車としてこだわって乗っているには平凡なクルマが多い。B210(3代目サニー)のセダンタイプ。セッサーノがデザインしたランサー。2BOXのファミリア。どれも70年代中盤から後半にデビューしたクルマだ。
 趣味のクルマではなく、単に乗り続けているからという理由だけだろう。もちろん最新のクルマも多く走っているし、プリウスを見かける機会もやたらと多い。プリウスは新型となって全国に蔓延した印象があるけれど、この街には初代が数多く見かける。冬場は塩カリが撒かれる道路環境なので、古い車が生存する条件は決してよいわけではないし、手軽に4WDの乗用車が買える時代になっても2WDの旧いクルマに乗り続けている理由はどこにあるのだろ。
 写真は最近空港で撮ったX508のファミリア。大ヒットした赤のXGの一つ前にクルマで、グランドファミリアをベースに2BOX仕立てとしたもの。イメージカラーは現行のデミオみたいなライムグリーンだった。
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by kkusube | 2011-11-03 13:07 | クルマ
 トヨタラクティスに特別仕様車が出た。あくまで特別仕様車だけど、本来はこちらがベース車両で装備を省いた特別仕様車があってしかるべきなのだ。ラクティスの欧州版はこの形で出しているのだろうけど、2012年の規制に向けて安全装備を小出しにするあたりモリゾー君に猛省を促したい。旧ヴィッツで展開していた全車種カーテンエアバッグというお題目も踏み倒したメーカーだけに、日本人にいいものを提供するという志を復活させて欲しいものだ。スバルのトレジアとはシートの品質が違うというほんとか嘘か分からないような情報も一掃して、安価でも長距離走行に耐えるよいものを装備して欲しいと切に思う。
 特別仕様車以外は、後部座席中央の3点シートベルトとヘッドレストを追加するという小手先を変えただけ。VSCのオプションは追加されていない。

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by kkusube | 2011-10-28 19:39 | クルマ