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ナンバー938の呟き

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身の程知らずにもわずかばかりの知性をふりかざしてみたくて呟くのである

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 長らく動物の世界の話で楽しませてくれたムツゴロウこと畑正憲さんも苦境に陥っているらしい。東京の片田舎あきる野市に移転して開園した動物王国も不振で、従業員の給料未払いで訴えられたりと老境にあって悲しい話題が新聞をにぎわせている。確かに一時のようなTV番組もなく、動物を維持してゆくだけの収益が上がらなかったのだろうし、北海道に動物王国があったときから個人の印税などを注ぎこんでようやく維持していたようなことがあったから、増えてしまった人や動物をどうすることもできず経営的には綱渡りを続けていたのだろう。個人動物園の厳しさを垣間見る思いだ。
 さよならムツゴロウといっても、まだ畑正憲さんは存命である。しかし、ムツゴロウを昔から支えていたのはNISSANだったのにいつの頃かTOYOTAのCMに出ていた。このあたりから個人的にはさよならだったのだけれど、人が行き続けるということは大変なことなんだとしみじみ思う。
 個人的にはムツゴロウさんの絶頂期は「けんぼっき島」で暮らしていた頃ではないだろうか。個人で何もかもしなければならないけれど、まだ家族3人で孤島に住んだ一年。この一年がもっとも充実していたのではないかと思う。その後スケールがどんどんと大きくなりすぎて、個人の力が及ばない世界にいってしまった。もっとも残念だったのは、ヒゲさんこと実弟との晩年の確執だろう。
 動物王国もムツゴロウさんも初心からくらべるとずいぶん遠いところにいってしまった。
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by kkusube | 2008-05-30 21:40
 フィンランドの教育からはじまって国づくりまでが評判になって久しい。確かにあの規模だからこそできることがある。そのまま日本にうつしかえることができることばかりではないし、民族性の問題もあるだろう。
 そんな中、本屋でたくさんのフィンランド教育関係の本が出ているのにはびっくりした。教科書まで翻訳されて出ているし、実際に実子を留学させた体験談もある。右脳教育とかの七田氏もフィンランド教育に飛びついているところをみると、そうとうな鉱脈らしい。当然フィンランドの教育はフィンランド語なんだろう。そうすると日本語とフィンランド語を自由自在に話したり書いたりできる人がそう多くいるとは思えないのに、このブームと便乗人種の繁殖はいったい何なのだろう。
 確かに日本の教育制度の問題点は多すぎるくらいだし、教師自体が世襲制であるという職業上の問題も多い。このあたりを解決しないと、日本の教育は安心できないのは確かだろう。そのひとつの参考とはなるだろうけど、このブームはいったい何なのだろう。ちなみに教科書を翻訳したのは経済界という雑誌社なのも、さもありかなというところである。
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by kkusube | 2008-05-11 20:29