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ナンバー938の呟き

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身の程知らずにもわずかばかりの知性をふりかざしてみたくて呟くのである

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 新しい308SWを見て触れてきた。
 斜め前から見たリアの部分はまるでヴェルサティスみたいで、二段腹のすっきりしない複雑なラインはいただけない。クルマは不必要に大きくなったが、使い勝手も室内の広々感も向上したわけではなく、品質だけが高級感あふれるようになっていた。この品質はいいと思うが、3シリーズが高級車になってしまったのには違和感を覚えた。たとえ廉価版を出しても、このクルマが日本でどのポジションにあるのかが不明だ。はっきりいって売れないだろうし、つまらないクルマになってしまった。307の時でも大きくなりすぎたとかデザインがやぼったいという批判が多かったものだが、308には306にあった良きシンプルさが失われてしまった。車重も1.6tを越してしまっているので、まるでホンダの新しいオデッセイの胴体が30cmばかり短いだけのクルマとなってしまっている。

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 新しいプジョーシリーズでは、207SWが少しは評価できるクルマなのかもしれない。ガラス天井なしの安価バージョンがあったらと思うのは個人的な希望だろうか。
 ついでにホンダの新しいオデッセイとフリードも見て触ってきた。オデッセイはこのサイズ(4.8m×1.8m)が大きいと感じないならば選択肢となりえるだろう。MPVやエクシーガとは名前上での好き嫌いだろうか。内装はよくできているし、3列目シートもなんとか使えそうだ。
 フリードはサイズ面ではちょうどいいかもしれないが、座席が小さいしいかにも安っぽい室内がいただけない。どうしてこのサイズの日本車はこんなにもプアになってしまうのだろう。せめてこのサイズこのクラスにはVWのゴルフ並の内装の充実を求めたいと思う。
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by kkusube | 2008-10-19 17:42 | クルマ
 部屋の中から古いノートが見つかった。10年程度前の家電購入簿のようなものだ。
 まだ頑張っている冷蔵庫は1996年1月6日に145000円で購入している。370Lの冷蔵庫としては今でも特価品でない限りこの程度だろうし、最新機能のついた新型は400Lでも20万近い価格を付けているので、当時も今も新製品を購入する限りは価格は変わらないのだろう。
 ビデオデッキも1993年8月にHV-BS65を109000円で購入している。これはもう使えなくなって、その後リプレイスしたが、結局はHDDレコーダーに取って代わられている。最新の高性能普及機種は10万程度はするので、これもほぼ同じような価格帯である。
 しかしパソコンはどうだろう。パソコンそのものの価格は最新機能のものだとほぼ同じような価格になっているようだ。最初に買ったパソコンはPC-286LFSTで270000円。デスクトップパソコンはPC-486GR3を298494円。ただしこのままでは快適に動かなかったのが当時と今との違い。今ではこの価格だと買ったままで至れり尽くせりの状態なのだが、当時はHDDやメモリを増設しないと十分な快適環境にはならなかった。
 1983年当時のデスクトップの内蔵HDDはなんと123000円もした。容量は240MBで当時としては普通の容量なのだが、現在のHDDの普及価格と比較すると1/10程度となっている。(普及容量は240MBが320GBと1000倍程度の大きさにはなっているのだが)ここ10年ほどのパソコン環境で激変したのは、HDDなどの記憶装置の価格である。もちろん容量単価となるともっと激変しているのだが、その当時の日常使用に適する容量で考えても給料は2倍にもなっていないのに、価格は1/10なのだ。
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by kkusube | 2008-10-13 10:31 | パソコン
 ハードカバー版を買ってから30年。積んどくままだったのが、2分冊の文庫本になってようやく読了した。ハードカバーは腕が疲れて、短篇を読みきるには快適でないか、体力が極端にないかのどちからだ。
 今回の文庫版は、用語などを見直して改訂版となっている。下巻の解説に書いているほど深読みするつもりはないが、プロットは時として脱線しながら哲学的な瞑想に入るが、基本的なテーマは人為的ミスだとかロボットの限界とかいった今日的なものだ。同じミステリー仕立てのアシモフのロボット物と比べると、かなり違った印象を持つ。
 作者本人はピルクスの成長を描いた典型的な教養小説のような連作になってしまっている点を恥じているが、中篇の「条件反射」「審問」「運命の女神」3作は読み応えがある。読んでいると退屈で眠くなるような表現が続く場面は愛嬌。それこそがレムらしいのかも。
 作者本人が気に入っているのは、「テルミヌス」と「運命の女神」だとか。
 30年前に発売された時には”娯楽的宇宙SF”だと判断されたみたいだけど、そんなにすんなり読めるわけではない短編集ではないし、この手の小説をいったい誰が読むのだろうという気になる。単なるSFファンが読んだところで、どの程度面白いのだろう。一般読者にはさらにチンプンカンプンだろう。
 ボク個人は面白いと思った。退屈だけど、そこがまたいいのだ。レムはどれを読んでもレムなのだから。
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by kkusube | 2008-10-02 20:56 |