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ナンバー938の呟き

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身の程知らずにもわずかばかりの知性をふりかざしてみたくて呟くのである

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 気の早い話だが、そろそろ次のクルマ探しが始まる時期となった。もちろん今後数年で乗り換えるつもりはないので、4年後でも発売されているクルマが対象だ。これから発売される予定のクルマも含まれるということになる。しかも資金面で総額200~250万程度と限度も厳しくなり、サイズ面でのゆるやかな制約(全長4500mm以内、全幅1760mm以内)に加えて、安全装備はESC・カーテンエアバッグ・外気温計の3つを設定している。
 トヨタ車は安全装置の設定に積極的になってきた。製造コストの面でも目処がついてきたのだろう。このあたりがあいも変わらず上級車種のみ設定の余裕のない日産とは大違いだ。それでも、カローラフィールダー1.8S(たぶん現行ではなく新型にモデルチェンジするだろうけれど)、新型プリウスSオーリス1.5パッソセッテG。何の面白みもなく天井が若干窮屈なフィールダーが230万程度。ハイブリッドでも安くて高品質ならばという新型プリウスが240万程度。オーリスでも200万程度。貧乏くさいパッソセッテが200万程度。新型のヴィッツにも期待というところか。
 日産車は、キューブ1.5Gぐらいか。でもクルマとしての出来はマガジンXによるとサイテーのようだ。これで225万程度。新しいティーダ待ちかな。
 ホンダ車は、フィットが新型になってどうなるかが見もの。現行では1.5RSで230万程度(NAVI含む)。フリードが価格的にぎりぎりの250万程度。シビックの内装と比べてもとても250万のクルマには見えないけれど。
 マツダ車は、旧型アクセラ1.5Cが200万程度とクラスの割には安価。新型になって価格や装備がどうなるか見もの。いまのところはアクセラくらいしかなさそう。

 輸入車は残念ながら250万円内で変える物件がなくなってしまった。
 そろそろ新型に切り替わるPoloあたりに期待するしかないのかな。

 この中では4年後も確実に販売されているのはプリウスだけだろうけれど、今後出てくるクルマの中でどれだけのアドバンテージを持っているのだろうか。フィットとプリウスが10万程度しか購入価格が違わないなんて、何で?と思うのだけどESCを付けるとNAVIも一緒についてくるフィットの設定なので、決してフィットが安いクルマではないということなのだろう。
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by kkusube | 2009-04-21 21:27 | クルマ
 ようやく「バベル17」を読了しました。「アプターの宝石」に次いで、ディレーニイの作品では2冊目。オンオフってマシン語のことかな。アルゴル、フォートランときてコンピュータのプログラム言語と人間の自然言語(あるいは人間以外にも言語のような意思伝達手段はあるのかもしれませんが)をネタにして一味違うスペースオペラを1966年に書いていたんですね。ネビュラ賞に輝いたのは、小説としてのできよりも、発表された時点でのネタの扱いかたに目くらましされたからではないかと思います。宇宙船の乗組員たちの姿が異形ですし、そもそも霊体人という幽霊人のアイディアとか十分に生かしきってはいないけど、それまでのスペースオペラにはなかったアイディアですね。今の時代ならば、訳の分からないジャパニメーションにしても面白いかもしれません。
 この前読んだレズニックの「スターシップ:反乱」と同じように、ストーリーとしてはスペースオペラで、似たような話といえばそうなのかもしれない。時空の移動などはあっという間にできてしまう。ま、シットコムと同じ形式。いつの時代か分からない未来。人類はインベーダーと戦争をしている。そんな未来には人類は滅んでいるとは思いますが、そこはお約束。
 インベーダーとなぜ戦争になっているのかは明記されていなし、言葉の遊びやら分かる人にはわかる遊びがいっぱい書き込んでいるみたいだけど、なんら感動する話でも役に立つ話でもなく、無駄に消費される娯楽読み物でしかないので、ニュー・ウェーブめいた上っ面の仮面に誤魔化されてニュー・スペース・オペラと尻込みする必要はないだろうと思います。
 もう一度読み直してみたいという意味では、「バベル17」に軍配が上がるけど、元ネタは最初のページに引用している「言語ほど完全に文明を反映するものはない。もし言語に対するわれわれの知識、あるいは言語それ自体が完全でなければ、文明もまた完全でない」というマリオ・ベイ(この人って一体誰だ?)の言葉をノヴェルにしただけということになります。
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by kkusube | 2009-04-19 20:40 |
 このこところギブスン&スターリングの「ディファレンス・エンジン」をちびちびと読んでいる。寝る前にちびちびと読むと、果たして何が書いてあったのか最初の方の記憶はなくなっているが、改変世界ものとしては面白い作品なのかもしれない。ようやく下巻にはいったところで、その合間に短編を読んだりしている。

 図書館で借りてきてSFマガジン4月号のロバート・チャールズ・ウィルスンの「無限分割」を読む。1999年のヒューゴー賞第二席なんだそうだが、妻に先立たれた男の人生の悲哀を”無限に分割する命”というモチーフとからめて描いている作品なんだが主人公が60歳にしてはすごく老けている。不思議な古本屋を訪ねたことから主人公がそれまで生きてきた世界ではありえない古本に出会う。このあたり、不思議なんたらテーマで大して面白くもない。こんな印象の弱い作品しかいまのアメリカSFにないのだとしたら、アメリカSFは随分とつまらないところにいってしまっているのだろう。2月号の「フルーテッド・ガールズ」 パオロ・バチガルピの方がずっと面白く印象に残った。
 書店でなかなか見かけないチェス小説のアンソロジー「モーフィー時計の午前零時」の表題作はフリッツ・ライバーの作品。アイディアは時計にやどるチェスの神様のいたずらを描いたチェス小説というありきたりな作品でありながら、ライバーの筆力でうまくまとまっている。この長さだとこんなものだろうか。
傑作短編集というのを読んでも、その中に数作印象に残る作品があればいいところなので、後の作品にどんなものがあるのか楽しみである。このチェス小説のアンソロジーはきわめて小部数しか出版されていないらしく、大きな本屋でも見当たらない。
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by kkusube | 2009-04-07 20:42 |