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ナンバー938の呟き

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身の程知らずにもわずかばかりの知性をふりかざしてみたくて呟くのである

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 技術的には2Lエンジンのアイドリングストップ機構くらいしか目玉がない新型アクセラだが、実物は旧型アクセラの貧乏臭さを払拭する出来だった。旧型のアクセラの時にも書いたことだが、スペース効率の面では決して褒められた設計ではないし、ここまで車体を大きくしないで衝突安全性とデザインと室内スペースのバランスを取ってほしいものだとは思う。4.5mの全長にしては荷物室はフィットよりも小さいし、室内に広々感はまったくない。スポーツだからそれでもいいのかもしれないが、デミオより少し大きいしっかりと作ってあるクルマを求めたい者にとっては不満の残る設計だ。しかし旧型では安物のプラスチックの質感だったダッシュボードは、ようやくソフトパッドに材質が変更され、包まれ感のある室内にも高級感が出てきた。
 インテリアは定番となる変速機の後ろに蓋付のカップホルダー。ダッシュボードの物入れは下部だけで、カローラの上下二段に比べると一工夫必要かなと思う。大きさも不十分。コックピット周りはごちゃごちゃし過ぎている印象を受ける。5座ともに3点式のELRシートベルトとヘッドレストを装備しているのは評価できる。デミオクラスだと、5人の定員でも後部中央席は簡略化されがちだからだ。
 
 基本的には旧型アクセラのお化粧直し。それはゴルフVIでも同じことがいえる。旧型アクセラのプラットフォームは、フォーカスでもボルボ50でも高く評価されていたので、それをさらに煮詰めるのはよいことだと思う。デミオクラスでは実現できなかったゆとりのある設計ができたのだろうし、実際に旧型アクセラを走らせたときでも、いい感触を得ることができたのだから、今回もそれと同等くらいの走りは期待できるだろう。
 惜しむらくは、これで全長が4.2m程度であったらなということと、全高が1.5m程度であればさらに使い勝手のよいクルマとなっただろうということだ。
 
 実際に試乗したわけでもないので、見たまま触ったままだが、クルマ自体のできはプリウスよりもよいように感じた。
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by kkusube | 2009-06-14 19:19 | クルマ
 今年からEVが本格的に販売されるようになるという。企業・官庁向けのリースであるが、環境にやさしいというまやかしを盾に、売り込むようである。もちろんEVがCO2の削減に幾分かは役立つだろうことは自明だけれど、それならば電車をもっと利用すればいいだけであって、個人的な意見としてはEVには未来はない。そんな未来を夢想している慶応大学の清水教授の妄想につきあっているととんでもないしっぺ返しがくるに違いないと考える。そもそもEVなんて内燃機関が発達していなかった自動車初期の技術であって、電池技術の発展で過去とは違う電池を使えるようになったとしても、レアメタルの浪費でしかない。EVは大いなる地球資源の無駄遣いであり、けっして褒められる技術でないことを誰かがはっきりといっておかないといけないのではないかと思う。かつてGDIエンジンを喧伝していた自動車会社は、いま直噴ガソリンエンジンを作っているのだろうか。あのイメージ戦略はいったい何だったのだろうか?その同じ自動車会社が売り出すEVに同じような過ちはないのだろうか?そのあたりを検証する目で見てゆかないといけない。
 トヨタやホンダが発売しているハイブリッド車は、あくまで効率的な内燃機関を補助する電気モーターである。これを高度なプログラムでコントロールしているところに先見の明がある。内燃機関はまだまだ燃焼効率を上げることが可能だからである。しかし、一見便利なようなEVであるが、発電所からのロスを考えると、レールの上を走る自動車には有用でも、それ以外のパターンで運用する場合が多い自家用車には向かないことが分かる。
 もちろん使用用途を限定すれば、EVには十分な効果がある。しかしガソリンの40%程度の費用といわれる電気だが、ガソリンにはどれだけの税金がかかっているのかを考えると、発電した電気を使うEVにガソリン車以上の効率があるとは思えない。
 ようやく燃料電池の夢から現実に引き戻されている状況で、EVの夢を見ることは同じ轍を踏む可能性を秘めていると考える。
 果たすべきことは、CO2の排出量の少ない燃焼効率のよい内燃機関を開発することであって、EVの邪道に逃げることではない。
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by kkusube | 2009-06-07 10:25 | クルマ