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ナンバー938の呟き

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身の程知らずにもわずかばかりの知性をふりかざしてみたくて呟くのである

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 文房具屋らしい文房具屋もないような田舎に生まれ育ったので、学生時代に文房具にこだわりを持ったこともなかった。行動半径の中で売っているものを買って使うしかなかったからである。だから筆記具といえば標準のエンピツ(たぶん三菱の9800とか)であった。シャープペンシルも高校生になると流行っていたようだがあまり記憶がない。ボールペンはBIGの黄色い奴。油性のインクも詰まりやすかったが、プラスチックの口の部分が筆圧で割れてしまって使えなくなることがしばしばあった。
 もちろん当時の慣習で新入学のお祝いというと万年筆が定番という世代だったので、最初はプラチナの万年筆を貰った。いまでもきれいに洗浄すれば使えるが、特に書き心地がいいという製品でもなかった。大学入学だったのか就職だったのかのお祝いには外国製の万年筆を貰ったが、すでに万年筆で書くべき内容も持っていなかったので単なる宝の持ち腐れとなっている。いま手元に残っているのはパーカーの45というその当時の定番モデル。たしかウォーターマンだかのインクを吸いだすタイプも貰ったように記憶しているが、うまく使えなくて、そのうちにインクを吸いだす部分が壊れて廃棄してしまったようである。
 エンピツも基本的には9800クラスだったのだけど、高校生のときに通学途中にあるオークワというスーパーの文具売り場でユニスターだとかユニの安売りをやっていて買い込んだことがある。その残骸がいまも手元に残っている。エンピツは35年以上の年月を経ても、問題なく実用になるようだ。そうして買い込んだエンピツの中に、なぜかヨット鉛筆というのが混じっている。これなどはいつの在庫だったのやら不明の鉛筆である。
 社会人となってからは、もっぱら油性ボールペンを使うことになる。当時日報は複写式だったし、多くの伝票類書類もボールペンで記入していた。その当時から残っている文房具は、パイロットのDrGRIP。これは今の製品とちがいクリップの部分がなく、先端のキャップを外さないと使えないという今思うとかなり不便なボールペンであった。それでもずいぶんと長い間使っていた。水性ボールペンは、20年以上前に買ったトンボ鉛筆のZoom505がまだ手元にある。クリップの形状から見て、発売された1986年から1989年の間くらいに生産された製品のようだ。いったいどこで買ったのか。まったく記憶がないけれど、ひょっとしたら梅田の紀伊国屋あたりで買ったのかもしれない。いまでも売っているらしいが、店頭で見る機会がない。リフィルはいまでも流通しているし、ほぼ同じデザインで25年近くも販売していることじたいが驚きである。シャープペンシルは、三菱鉛筆のBRAINという製品が手元にあるのだが、これもいったいいつ頃に買ったのかさっぱり思い出せない。
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by kkusube | 2010-03-23 19:23
 トヨタのリコール問題は、マスコミなどで叩かれているよりも一層深刻な内容ではないかと思う。新聞・雑誌・TV等の大収入源であるトヨタを考えると、わずかな瑕疵を指摘するだけで、それこそ首が飛ぶのを覚悟して記事なり発言なりをせざるえない状況だろうから、トヨタリコールの報道はそれだけの裏読みをせざる得ない価値を持つ。内情はもっともっとひどいのではないだろうか。
 そんな中で取り上げられたプリウスだが、現行のカーラインナップの中で唯一コストパフォーマンスもよいクルマだ。アッセンブリー各社の奮闘がもっとも反映されている製品といえるだろう。なにしろ220万円のSタイプでクルマを安全に運行するのに必要な現時点での標準装備がそろっている。プリウスと同じ装備にするだけで、カローラでもプレミオでも車体本体価格が250万円近くになるのだから、Sタイプはハイブリッドという複雑なシステムを搭載しながらもさらに30万円もお安く販売されているのである。

 次のクルマに求める条件として、ESP(VSC等)・サイド&カーテンエアバッグ・アクティブヘッドレスト・全座席3点式シートベルトをオプションででも装備できることとした時に、どれほどの車種がこの条件を満たすことができるのだろうか。
 購入価格の上限を250万程度と設定すると、わずかな車種しか残らないことになってしまう。とりあえず独自に調査した限りでは、トヨタはプリウスSタイプ(220万円)、ニッサンはキューブGタイプ(210万円)、マツダはアクセラ2.0S(215万円)、VWのポロ(203万円)、ルノーのルーテシア(219万円)、プジョーの207プレミアム(220万)と5車種くらいしか選択肢がないことになる。
 安全性を売り物にしているクルマだけど、それすらオプションででもつけることができないクルマを販売している姿がよく分かる状況だ。
 ESPは、ラリーチャンピオンのセバスチャン・ローブですら一般人のドライブには必須のシステムだといっているぐらいのいまじゃあ標準になりつつある安定走行システム。エアバッグも多ければいいというものではないし、実際に起動させるときはクルマがおしゃかになるときだろうけど。側面衝突された場合の保険には必要だよね。後部座席の全席3点シートベルトなんて、シートベルトの効果を知らない人には必要のないシステムだろうけど、こんなところでコストカットして欲しくはない。アクティブヘッドレストはムチ打ち防止。この4つぐらい標準システムで選べてもいいのではないだろうかと思う。

 ホンダには選択肢がないのかって?シビックがいくらするか調べたことがあるだろうか。この条件に合致するとなると300万ちかい価格となっているんだよね。300万円のシビックとすばらしいよね。どうりで走っていないはずだ。

 
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by kkusube | 2010-03-21 09:38 | クルマ
 ここ数年文房具がブームになっているという。その中心は万年筆のようである。数千円から数万円までの幅広い商品。ペン先で筆記の印象が変わるとあって、同じ製品での当たり外れのようなものがあるだろうし、使い方に応じてペン先も変化してゆくので、そのあたりが趣味性を刺激するらしい。まさに1本が2本に増えているの世界である。

 しかもパソコンが筆記具の主役となってから久しく、大人に取っての文房具の用途はメモ書きがほとんどである。実際に30年以上前からのノートへの記入を調べたところ、油性ボールペンが一番使われ、ときどきエンピツ(あるいはシャープペン)や水性ボールペンや万年筆で記入されている。会社の日々の清算を兼ねた報告書は複写式であることもあって油性ボールペンのみであった。パソコンで文章を書くようになってからは、筆記具はメモ書きや書類書きで、ボールペンの用途がさらに増すばかりであった。

 ノートへの筆記が多い学生時代は、文房具に凝るような金銭的な余裕がなかった。エンピツひとつをとってもUNIですら高値の花、せいぜいUNISTARで喜ぶような状態だった。いまどきの子供たちも、どちらかというとファンシー系の可愛さを重視することはあっても、書き味とかを吟味するような経験も技術もない。

 そんななかで文房具を選ぶというのはどういうことなのか。一番には実用的であるということだろう。そして時として、気分を変えていつもと違う筆記具で書くことで感じられる情緒を楽しむことだろう。100円の筆記具でも1000円の筆記具でもメモできる内容に変わりはない。紙の上を筆記具が移動する瞬間を楽しめるならば、どちらが上質というわけでもない。個人のそれまでの筆記の経験や技術が、楽しみの程度を規定するのではないかと思う。
 さて、ボクにとっての筆記具は、鉛筆でありボールペンであり、シャープペンシルである。メンテナンスに時間のかかる萬年筆と、水性ボールペンの間にどの程度の隔たりがあるのかは微妙なところだが、あとは書き味という問題だけなのだろう。コスト面でいうと、高級油性ボールペンは以外にリフィルが高いようである。安価な油性ボールペンは100円程度でリフィルが買えるが、本体を買い換えた方が早い場合もある。一方万年筆はカートリッジ1本の価格が30円~100円程度と意外に安価。水性ボールペンのリフィルは100円~200円なので、万年筆と同程度か。エンピツは1本そのものが30円~150円。シャープペンシルの芯は1本が20円~50円程度である。
 実用品は長く本体が使えることと、安定して安価にリフィルが入手できることが評価されるべきであると思う。
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by kkusube | 2010-03-11 19:40