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ナンバー938の呟き

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身の程知らずにもわずかばかりの知性をふりかざしてみたくて呟くのである

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 村上春樹の訳ということで話題になり、いきおいで初版を買ってからあと少しで四年ということろまで寝かしていたことになる。その間にはソフトカバー版も出たし文庫にもなってしまった。チャンドラーは気になる作家ではあったし、短編も読んだことがあるが、名高い名作「長いお別れ」は未読のままだった。
 そういいながらも「リトル・シスター」まで買ってしまったので、気をとりなおして読みだした。100ページくらいまで読んで中断していたので、既読感がある中、最初のページから読みはじめた。読みだすと手が離せない。途中まではなんなんだというような設定だし、どういう話なのか飲み込めなかったけれど、しだいしだいに辛口で嫌味な口上の多い話し手フィリップ・マーロウが気に入ってしまった。43歳という設定にしては随分とくたびれているし、女をみれば性の対象としか考えないという当時のアメリカ人男性にしても、ストイックで、どうやら女ひでりの生活をしているようなのに、物語中では1人の女性と一夜を共にするだけである。あるいはマーロウは作中では述べられていないが男性嗜好があるのかもしれない。やたらと出てくる男性の描写が細やかだ。作者のチャンドラー自身が一回り以上年上の女性と結婚生活をしていたことを思うと、やたらチャラチャラしたキャラクターとして描くことには抵抗があったのかもしれない。
 ハードカバー版は装幀はいい感じだけど、やたら重いので腕が疲れる。文庫版が手軽で読みやすそうだ。
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by kkusube | 2011-01-16 20:42 |
 年末からKAT-TUNのCMがガンガン流れているコンパクトな背高スライドドアクルマ「スズキソリオ」を見てきた。軽自動車のパレットをベースに小型自動車に仕立て上げ、スイフトのエンジンを乗っけたという感じのクルマである。ダウンサイズをするにしても、軽自動車のパレットでは安全面で不安が残り、いまさら背の低いセダンにも戻れないし、ヴォクシーやセレナやステップワゴンといった3列1ボックスはいらないしねぇ、という層向けだろうか。ホンダのフリードスパイクよりもさらに小さく、競合するのはキューブとかラクティスだろうと思う。
 全体的に見るとよくできている。値段もそれなりのものではあるし(もっともタントやパレットをフル装備にするとこのぐらいの価格にはなるらしい)、テレスコくらいは付けて欲しかったよねとか、フロント部分のルームランプの仕様も昔のクルマのままでここはちょっとねとは思うけれど、全長3.7mで全幅1.6mのクルマとしては使い勝手もよさそうだ。昔のクルマはこのサイズだったのだもの。
 運転席に座ると、フロントガラス越に左右のノーズがかすかに見えるので、運転もしやすそうだ。実際に試乗したわけではないので、外から見た印象だけだけど、昨年出た新車の中では悪いクルマではない。

 あえて文句があるとすると燃料タンクは33Lしかない(このあたりベース車の軽から変わっていないのかも)。これがせめて40Lあれば遠出も楽々できそうである。いくら20km/Lを超える燃費性能とはいえ、実燃費は15km程度だろうから、300キロ程度に一度給油を考えなければならない。あくまで買い物クルマと捉えると別段不便はないのかもしれないけど。

 あれだけKAT-TUNを全面に出しているのならば、パンフレットにも登場させようよ。そうすればもっと女性ドライバーが買ってくれるかもしれないよ。そのあたりがスズキの一歩踏み出せないところなんだろから。


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by kkusube | 2011-01-05 15:42 | クルマ