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ナンバー938の呟き

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身の程知らずにもわずかばかりの知性をふりかざしてみたくて呟くのである

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 大地震と大津波の片付けは始まったけれど、原発周辺はまだ予断を許さない状況だ。
 誰もこういう事態を想定していなかったのだから、それぞれの判断の正しさを推し量れるものではないだろうけれど、少なくとも数日や数週間という短期勝負で片がつく事故ではなさそうだ。過去の事例に遡れば、チェルノブイリ事故とスリーマイル島事故があるので、その間くらいでの対応をせざる得ないのだろう。スリーマイル島では幸いにして周辺への放射能汚染が防げたので、退避している住民も早期に帰ることができたのかもしれない。しかし、今回の事故はどうやらそれ以上に多くの放射性物質が漏れでているらしい。漏れた放射性物質は除去作業で幾分かは低下できるかもしれないし、事態が落ち着いてくればそういう作業も必要となるだろう。それでも半径数キロ以内は10年単位の当分の間は、居住に適さない環境となることは、どうやら避けられない様子だ。
 早めに、短期間の避難ではなく10年20年単位での生活基盤からの移転を検討せざる得ない状況になっているのではないかと感じる。即死するような放射能を浴びることはまずないだろうが、低濃度でも長期に渡ればどのような影響があるのかはしっかりとした裏付けデータがない。特に余命の長い子供たちへの影響は慎重に考慮してゆくべきだろう。
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by kkusube | 2011-03-26 12:27
 福島第一原発の事故での模様やそこから退避している人々の様子を見ていて、54年に発表され62年に映画化されたウォード・ムーアの短編「ロト」を思い出した。核戦争が勃発してステーションワゴンに家財を積みこんで家族とサバイバルの旅に出る話だ。終末SFの古典とされる代表作だが、まさに今の状況の二重写しに思える。角川文庫の「きょうも上天気」というアンソロジーに収録されている。
まさか2011年の日本で同じような光景が展開されるとは・・・。
 メルトダウンが止まり、周辺地域が当分人の立ち入れない被爆エリアとならないことを祈るばかりだ。
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by kkusube | 2011-03-15 21:08 |