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ナンバー938の呟き

kkusube.exblog.jp

まったくのアホながら わずかばかりの知性をふりかざしてみんとて 呟くのである

どのクラウンも運転したことはないが、クラウンは「いつかはクラウン」というキャッチフレーズで、トヨタ車愛好家たちの憧れのクルマであった。ところが昨今ではもっとも売れた時期の1/10程度の台数しか売れていないらしい。それだけ日本だけではセダンという車種は売れなくなったのだろう。日産はすでにセドリック・グロリアを廃している。純粋にセダンを買いたいという購買層が減少し、タクシーですらミニバン形態が多くなってしまった。そんな中での新型クラウンである。

今回は日本限定ではなく世界中にクラウンとして売り出すことで、従来のセダン中心路線ではなく、世界中で売れているSUVもどきを中心に4タイプデビューさせる。
まず発売されるのはクロスオーバーセダンという世界中でもっとも流行っているスタイルのクルマである。先行して日産がスカイラインクロスオーバーとして、日本で発売したのだけどほとんど売れなかったようである。そういう意味で、このタイプのクルマが保守的なセダンユーザに受け入れられるかどうかは不明である。このあたりはユーザの意識が変わるかどうかというところもポイントとなる。ただし世界中ではこのタイプは受け入れれられるだろうから、台数的には失敗しないだろう。
スポーツSUVは、メルセデスやBMWも力を入れている安価な高級車で、レクサスブランドとの食い合いとなるのではないかと思う。
セダンは唯一旧型のセダンのイメージを拡大した中国向けの車種である。旧来のセダンユーザも6ライトのクラウンに慣れてきたところなので細々と生きながらえるのではないか。
そしてど本命はエステート。もともとクラウンにはクーペもワゴンもハードトップもかつては存在していた。だからSUVでクラウンを名乗ることだけが目新しいのだが、今回のエステートは従来のセダンボディのワゴン型ではなく、スポーツSUVタイプの新しいカタチである。
日本で一番売れてほしいスタイルではあるのだが、保守的な日本のクラウンユーザにどう受け入れられるのか興味津々というところだ。
当方はクラウンにはまったく興味がないが、トヨタのクルマのメルクマールとなる車種であるので、そのデザインの出来具合とか内装の出来具合は注目すべきと考えている。
トヨタ新型クラウン_a0042660_09391889.jpg


# by kkusube | 2022-08-31 09:39 | クルマ
昨今は情報統制が厳しくスクープ情報が楽しみのない状態になっていることは少し残念だけど、情報公開となると一気に自動車YoutuberやディーラーのYoutubeチャンネルから紹介や解説の映像が溢れ出した。自動車Youtuberの中には質の低いものも多いが、中には昔のカーマニアのように詳細情報を的確に解説してくれるサイトもあって楽しめる。ディーラーも負けじと女性社員を使った動画を発表しているが、いかんせんクルマの知識はほとんどないという素人が紹介しているので(もちろん少し詳しい男性社員がアドバイスはしているのだろうけど)、紹介内容よりも目の付け所というか紹介方法を楽しむという内容になっている。それにしても発売時に合わせて画像を作成投稿する努力は涙ぐましい。

新型シエンタは、ファンカーゴのイメージをベースにその後に発売された多くの国内モデルの後継車として開発されたようである。このあたりはダイハツにお任せのソリオもどきとは力の入り方が違う。キーンルックと自ら呼ぶヤンキー系の顔つきとは違い、とろくさいほんわか系のフロントは、フィアットパンダやルノーカングーを思い起こさせる。フィアットパンダは、座っただけでとても気に入った一台で、室内空間の作り方が安価なクルマなのにここまで居心地よく作れるのかという見本みたいなクルマだった。トヨタ製だったら買ったかも。
開発チームはパンダやカングーに加えてシトロエンC3ピカソも研究し尽くしたはずである。C3ピカソはスライドドアではないが、コンパクトミニバンの見本のようなクルマに仕上がっているのだが、残念ながら日本国内には導入されていないので見かけるチャンスが少ないのが残念なクルマの一つである。
40年くらい昔にジウジアーロが提案したメガガンマの夢をいまだに引きずっている身としては、最後の一台はこんなクルマでいいのかもしれないと思う。

当方が検討するとしてこのクラスの3列シートはあり得ない。座席の下に収納できるので、通常は収納しておいて非常時にだけ取り出せばいいという考え方もあるのだろうが、前方と後方のクラッシャブルゾーンは必須であると考えるので2列シートで十分である。軽自動車のスライドドア車も2列目の後方の余裕がほとんどないので、機能的には軽自動車でも十分であるとはいっても、ある程度のスペースは必要である。

設計製造はトヨタ自動車東日本で、初代ラウムなどを設計製造していたセントラル自動車の系譜をひく小型多機能車の専門メーカーで、トヨタ本体とは少し違ったテイストのクルマ作りを得意としている。

機能面で唯一残念なところはオートブレーキホールドに対応していない点である。パーキングブレーキは足踏み式。ひとつ上のノア・ヴォクシーには搭載しているし、対抗車種のフリードに搭載されてくれば対応するのではないかという希望的な観測もあるが、パネルのスイッチを変えてしまわないければならないのでたぶん無理なんだろう。いまでは軽自動車でも対応しているオートブレーキホールドはうまく使えばとても便利である。それだけが本当に残念である。
新型シエンタ発売開始_a0042660_09584288.jpg

# by kkusube | 2022-08-25 09:59 | クルマ
昨今はクルマの新型車は発表するけど、いったいいつになれば納車されるのか分からないような状況が続いている。既存の車種ですらしっかりと納車時期が示せなくなっているし、逆に走行距離の少なめの中古車が新車以上の価格に値上がりしているような体たらく。コロナ禍での部品供給の不安定化とともに生産現場での効率も落ちてしまっているようだ。こんな時期にはクルマは見るだけにしておくのが得策というもの。クルマメーカーだって正常な流通ができないような状態がいつまでも続くようでは成り立たない。いちぶの超プレミア製品を作っているようなクルマメーカーだったら何年待ちの予約でという販売を続けることも可能かもしれない。一般コンシューマ向けの製品はそこまで待ってくれるユーザはいないと思ったほうがよい。
そんな中でトヨタの新型クラウンが発表された。販売は秋以降だし、4タイプの内クロスオーバーセダン以外は来年のいつかというなんだかモーターショウでの開発中近日発売予定展示車の世界なんだけど、今回はスクープ情報も錯綜して乱れ飛んでいた割には、正解に近づいた予想はなかった。それだけメーカーの情報管理がいきとどいているといえるのか、そもそもスクープ情報で食っていけるカメラマンが存在しないかのどちらかだ。クルマは最終的には公道でのテストもするので、偽装モデル情報が流れないこと自体が異常なのかもしれない。もちろんいままでのクルマ雑誌のスクープ記事もある意味メーカー広報提供の提灯情報ではあったのだろうけど、それにしてもあまりにもおそまつな予想CGを掲載するあたりスクープ記事を売り物にした自動車雑誌も終わりが近づいているのだろう。
そういう情報が出てこない新型車の中で、今夏フルモデルチェンジが噂されていたのがシエンタだ。
2003年にホンダモビリオの対抗車種としてコンパクトサイズのスライドドア車として登場し、パッソセッテに道を譲ったかに見えたがパッソセッテのあまりの不人気さに販売中止後復活し、2015年に2代目となっていた。この間トヨタは多くの隙間車種(ラウム・ラクティス・ポルテ・Bb等)を作っていたが、車種整理がすすみシエンタがそれらの受け皿とならざるえないような位置に残っていた。
2代目がヴィッツの前半部分にカローラの後半部分を合体させたような古い車台だったので、新しいTNGA車台のクルマに生まれ変わるべく新型が開発されていた。
8月23日発売開始なんだそうだけど、ようやくディーラー展示車が仙台港から積み出される状況になって、まともな新型車のスクープが登場した。
ベストカーが予想した背高プロボックスでもなく、カーモデルマガジンXが予想したホンワカバンでもない。前はフィアット・パンダで後ろはトヨタファンカーゴというどこか欧州車を匂わせるデザインのようだ。もしかするといまは販売していないヤリス・ヴァーソの後継モデルとしてヨーロッパにも出すのかもしれない。
この手の実用車にデザインのかっこよさをもとめる訳ではないので、機能と親しみ感を併せ持つこのデザインはオラオラ顔のミニバンよりはずっと好印象を持った。むしろエンジンや設計生産がイタリア製であることを除いて、触って座ってとても気に入ったパンダのトヨタ版と考えると、快適に移動道具として使えて走る楽しみも少しはある新型シエンタは期待しても良いのかもしれない。

# by kkusube | 2022-08-04 08:14 | クルマ
ブログにログインしても記事を書く画面にならないと困っていたのだが、どうやらブラウザを厳しく設定しているかららしい。というかこのブログも無料版は広告だらけになってしまったのね。
ということで、ミステリ短編集を二度目の読了を一度目と勘違いして書き込んだ内容を残しておこう。

7月8日 江戸川乱歩編『世界推理短編傑作集1』読了。
推理短編小説の100年を意識して、60年くらい前に出たシリーズの新版で、実際の編集は戸川安宣さん。第1巻はポーからフットレルまでの50年。いわば古典に近く内容の古めかしさは否めないが、その時代を飾った名作を選んでいる。
当方は推理小説のよき読者ではないので、いまの時点で読んで面白かったかどうかしか分からないが、誰もが名作と押すポーの「盗まれた手紙」がどうして面白いのか分からなかった。むしろコリンズの「人を呪わば」の方が面白かった。ドイルの「赤毛組合」はいまでもTVドラマで繰り返し再演されているアイディアだと思う。チェーホフの「安全マッチ」やモリスンの「レントン館盗難事件」は、マッチが重要なアイテムとして描かれているいまでは共感できないアイディアだろうと思う。オルツィの「ダブリン事件」やフットレルの「一三号独房の問題」も箱庭を楽しむというか知的遊戯を楽しむ作品として面白かった。

と書いたのだけど、数年前に一度読了しているのだけどすっかり内容を忘れていてまた読み直してしまったという体たらく。やっぱり確実に読む力は低下しております。
読書力という面でいうと、たとえ短編の場合でも読みはじめの説明をしっかりと覚えていないと理解できないわけで、結局のところそういく力が老化によってますます低下しつつあるということなんだろうなと思います。忘れるのも老人力だといえばそれまでだけど。

だけど、やっぱり推理小説は当方には向かない場合が多いのかなと思う。何が面白いのか分からないまま終わってしまう。物語を楽しむというよりも犯人探しクイズみたいでその過程を楽しめる読みて出ないと推理小説は向かない小説になってしまうのだろう。


# by kkusube | 2022-07-27 21:17 |
なんでもないけどとりあえずはメモを残しておこう。確認できる時がくるかどうかはわからないけど。
AサイクルBサイクル

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2250?

# by kkusube | 2022-04-13 07:57

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