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ナンバー938の呟き

kkusube.exblog.jp

まったくのアホながら わずかばかりの知性をふりかざしてみんとて 呟くのである

ひとりあてもない旅に出て
遠い宇宙を見つめたい
誰にも何にもいわれない世界で
ぼくが誰だか探そうと思う
血を吐き倒れて泣いている自分

ある日あてのない旅に出て
遥か地平線を見ていると
ひとりの侘しさ込み上げる想い
おまえ友達が欲しいのだろという
もう旅続けて行けないと誘惑

いつかは帰る心の故郷
旅はまた出れる
何かをしようと思い
何かができると思い

ひとりあてもない旅に出て
やっと見つけた宝物
心の優しさ教えてくれた
君のところへ戻ってゆこう
ひとを見つめる旅に出よう



# by kkusube | 2023-03-23 11:05
転載したインプレッションから1年以上経っているので、その間の情報を補足。

1.ホンダ・フィットはフロントを大幅に変更してクセを強く出した。最初のデザインはグリルなしでアクがなさすぎるという批判に応えたのだろう。追加モデルのRSを出して、グリルが復活した。RSとはいえ少しだけスポーティなムードになったというだけで、タイプRではないので動力性能等は変わらない。標準のHOMEモデルはボンネットのデザインにアクセントを入れて、こちらもまったり感を改善した。とはいえ中身はほとんど同じなので期待したほどは売れていないようである。ホンダユーザの間ではN-BOXとの喰い合いとなってしまっているのだろう。室内はコンパクトカーの中では一番広いのは変わらない。

2.日産・ノートは結局1.5Lのガソリンモデルが出てこなかった。e-POWERだけでとりあえずは売れているようである。オーラの方がスタイルのまとまりもよくかっこいいけれど中身は変わりない。ハイブリッドより燃費が悪いレンジエクステンダーであることには変わりないが、モーター駆動の発進時の力強さが人気なのだろう。フィットよりは売れている。福野礼一郎は4WDだけ褒めていたので、選ぶなら4WD一択だろう。オプションの選択肢が少なくどう選ぶのかが問題。必要な機能を選びたくても付随オプションで効果になってしまう。

3.トヨタ・アクアは旧モデルのようなカラフルカラー版は出てきていない。アースカラーのくすんだ色でしばらくはいくつもりだろう。身内にライバルが多すぎて決して旧モデルほど売れていはいない。トヨタを褒めない福野礼一郎もこのクルマは褒めている。同じプラットフォームのヤリスはボロンチョに叩かれたいたけれど。ヤリスと比べると後部座席もまともになっており、4人でも使える。

三者三様でどれを選んでもがっかりはないのであとは実際に乗ってみての判断となるのではないか。スタイルが好みかどうか。気に入ったボディカラーがあるかどうか。そのあたりでの差でしかないようだ。

番外でマツダ2があるのだけれど、ベースとなるモデルも古く選択肢に考えるのはマツダファンだけのだろう。燃費の良いハイブリッドは選べないかわりディーゼルがある。ディーゼルはこのクルマしか積んでいないし、最新版にアップデートしているので決して悪い車ではない。室内は狭苦しいが、クルマ自体の出来は悪くない。

# by kkusube | 2023-03-20 10:10 | クルマ
Facebookに上げたままになっている、コンパクトカーの記事をバックアップも兼ねてこちらにも転載しておこう。2020年7月5日の記事。

ようやく新型フィットを見てきたので、「見ただけ座っただけインプレッション」風に書いてみよう。
良くも悪くも旧型のキャリーオーバーだということ。旧型はエクステリアもインテリアも少しゴテゴテしていたが新型よりも豪華な感じがした。新型はシンプルになったのはいいのだけど、その分チープさが分かりやすくなってしまった。一番上のモデルが乗り出し300万を超えるらしいけれど、価格だけプレミアムであって中身は伴っていない。お高くなったのは目に見えない安全性装置をレベルアップしたから。どの程度効果が期待できるのか運転していないので分からないが、中途半端な介入効果しかないのだったら無駄な出費となる。
見ただけ座っただけなので、エクステリアの印象から。子供っぽいゴテゴテ感がホンダらしさだったのだが、今回はキャラクターラインも控え目で無駄なラインがない造形。個人的にはこの造形は好ましい。フロントピラーの細さを強調しているが、前方視界をよくするにはガラス面を寝かさないという選択肢もある。ワンモーションに拘って視界を確保しようとするとこの手しかないのかもしれない。ホンダの発明かのように記事を書いている自動車ライターがいるが、当方はC3ピカソにヒントを得たデザインだと考える。
確かに運転席に座ると開放感があるが、ノーズが全く見えないので慣れるまでは怖いかもしれない。これはライバルのヤリスでも似たようなものだろうか。
インテリアもダッシュボードは随分と整理されてきたが、使い勝手はよいとは思えない。内装の印象も旧型と変わらずで、数値は発表されていないがトランクルームは他のライバルと大きく差を付けていた点だが、大差なくなったように感じた。比較車種としてVWのT-CROSSを上げてみると、似たようなサイズなのにT-CROSSの方がずっとゆったりしている。T-CROSSも値段の割に安物の作りだが、クロスターに比べると上質に思えてしまう。とはいっても、新型フィットでよく出来ているのはドアの開閉音。コンパクトカーとは思えないしっかりした音になっている。
ヤリスとフィットとどちらを選ぶかという選択肢は、後部座席に人が乗る機会が多い場合以外は差がない。後部座席のゆとりは明らかにフィットの方がある。
プラットフォームもエンジンも一新されたヤリスか、プラットフォームもエンジンも旧型のキャリーオーバーのフィットか。あるいは多彩な色を用意しているヤリスか、地味な色を用意しているフィットか。
スレートグレー・パール


# by kkusube | 2023-03-06 17:03
Facebookに上げたままになっている、コンパクトカーの記事をバックアップも兼ねてこちらにも転載しておこう。2021年1月9日の記事。

年が明けてようやくディーラーに新型ノートの展示が始まったので「見ただけ座っただけインプレッション」風に書いてみよう。
初売りのはずなのにお客が誰もいない店内で試乗車と展示車の2台がポツンと置かれていた。まずは日産の新型ノートがどういうクルマか簡単に言うと車格はBセグメントだけど価格はCセグメント。このコンセプトの代表的なクルマはアウディのA1だけど、果たして日産にそれだけのブランド力があるのかどうか。
エクステリアデザインは旧型から大きく変化している。ワンモーションの特徴あるデザインを棄てて、普通のコンパクトカーのデザインに戻ってきた。
ドアを開けて運転席に座ってみると、確かに旧型と比べると格段に質感が上がっている。特にサイドコンソールはよくまとまっていて包まれ感を演出している。ただしナビ画面とメーター画面の段差はどうにかならなかったのかと思う。ホンダeとかメルセデスとかの先例を見てしまうと、これでプレミアム感を出そうというのは無理がある。しかもダッシュボードの質感は旧型よりはよいがソフトパッドを使うわけではなくただのプラスチックだ。つまり座ってプレミアム感は感じないということだ。
座席もシートバックが低く、後部座席からの視界はいいのかもしれないが、狭い室内を広く見せるためのテクニックとしてトヨタが昔やっていた手法を思い出させた。
後部座席は旧型よりも狭くなったが、それでもこのクラスでは広々としている。ほぼ90度近く開くドアも健在だ。
ただ残念なのがドアの開閉音が安っぽい。プレミアム感を出そうと思うならば、このあたりをしっかりと対策すべきだろう。実際にホンダフィットは対策している。
展示しているクルマの乗り出し価格を訪ねてみると330万くらいという返事が帰ってきた。
新型ノートはePower専用で販売するという星野朝子副社長の弁だが、早々に廉価版のガソリンタイプが追加されることは確実だと思う。

新型ノートのチーフビークルエンジニア渡辺明規雄さんの解説なんだが、つっこみどころは満載。
》車体骨格に日産初の1470MPa級の超ハイテン材を使用したプラットフォーム
国内では販売していないが、新型のジュークは同じプラットフォームの方だけど、そちらでは超ハイテン材は使用していないのかなぁ?
》オートブレーキホールド機能を採用
フィットにも採用されているし、このおかげでフィットは後輪ブレーキをディスクに設計変更せざる得なかった。
》新プラットフォーム採用によってステアリング剛性を90%増、ボディ剛性を30%増、サスペンション剛性を10%増
逆に旧型はステアリング剛性が新型の半分ぐらいだったってこと?
》一番の特徴はメーターとナビゲーションが一体となった統合型ディスプレイ
販売店オプションのナビで設けさせるために、メルセデスの統合型ディスプレイのようにスムーズは繋がりにはできなかったのでは?
》これまでのe-POWER 4WDとは全くの別物
これまでの日産電動4WDは発進しか役立たない代物をずっと続けておりました。
技術者も資金も少ないのでe-Power専用車だけに集中して開発したのか、それともガソリンエンジン版も開発しているのかそのあたりは発言がなかった。
コンパクトカーはどれを選ぶ2_a0042660_09420249.jpg

# by kkusube | 2023-03-06 16:47 | クルマ
Facebookに上げたままになっている、コンパクトカーの記事をバックアップも兼ねてこちらにも転載しておこう。2021年9月11日の記事。

天気もよいので近くのカーディーラーで新型アクアに触ってきた。見ただけ座っただけインプレッションをしてみよう。
新型アクアは10年ぶりのモデルチェンジ。旧型はハイブリッドモデルのみのラインナップであったが、後部座席が狭いなどの不満は多かったもののベストセラーでありロングセラーでもあった。同じクラスのヤリスにハイブリッドモデルが加わり、売れ筋もハイブリッドモデルが主流になっているところへ、あえて新型モデルを投入する意味があるのかは難しいところだろうけど、ダウンサイジングのお客さんの受け皿として、後部座席もしっかりと支えるコンパクトカーが必要だと考えたのだろう。事実、今回のアクアは日本専売モデルだ。
旧型アクアは、若手デザイナーのポンチ絵のようなスタイリングと質感の安っぽいダッシュボードでも爆発的な人気が取れることを証明したようなクルマだった。プリウスには手が届かないが、250万程度までなら支払えるというユーザーのニーズを掴んだトヨタらしい商品といえるだろう。
でも、それはこれからも売れる理由とはならない。そこで新型アクアはその弱点を潰してきた。ダッシュボードは一部にソフトパッドを使い安っぽさを潰すとともに、スタイリングは旧型のイメージを残しつつもより塊感を出すように工夫。ホイールベースを伸ばし、後部座席の足元を広くするとともに、全席もヤリスに合わせて背もたれを大型化し、しっかりと座れる座席に改善した。一番評価したいのは、後部座席からの開放感だろう。窓側に視線を振っても景色がよく見える。多くのクルマがこの視線の開放感を表現できていない中で、今回のアクアはよく考えられたデザインといえる。実際に後部座席に座って設計しているかのような錯覚を覚える。もう一つは、新型アクアは全モデル非常時などに外部電源として使えることだ。燃料満タンならば一般家庭で5日分の電力を賄えるらしい。コンパクトクラスのアクア全モデルに展開するのはまさに豊田章男の英断だろう。
もちろんクルマ全体の質感は、とりわけドアスイッチのプラスチック感をはじめ安物感が直接感じられるあたり、しっかりとコスト面でのコントロールもされていることはちょっと残念なところだが、標準的なファミリーコンパクトカーとしてはよくできたクルマだろうとは思う。
ついでに日産ノートオーラも見たが、単なるノートメダリストだろうと思った。違う名前だと売れるのかな?
ワールドワイドで売るノートに革シートを積んだモデルだと思うが、インテリアの安物感は変わらないままだ。
https://toyota.jp/pages/contents/aqua/002_p_001/4.0/image/gallery_des-ext_03.jpg

# by kkusube | 2023-03-06 16:44 | クルマ