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ナンバー938の呟き

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まったくのアホながら わずかばかりの知性をふりかざしてみんとて 呟くのである

生きているということ

 自分自身が生きているということについて考えてみる。ここ数年しみじみと思うことは、自分自身にとっては今生きている事自体が全てであり、過去も来世もないのだということだ。死ねば、土に帰るだけ。アミノ酸に分解され、やがては元素になって地球を再構築する材料となるだけ。もちろん人は死後もその人を存命時によく識っていた人の思い出の中で生きる。しかし霊として存在するわけでもないし、お墓の中に実体が残っているわけでもない。復活は信じないし、輪廻転生も信じない。ある個体は一度限りの生命として、この地球に生を受けまた滅んでゆくだけなのだ。そういう風に考えている。
 もちろん死後の生活を信じている人々は大勢いるし、信じることに何等不当なことはない。ご先祖さまを敬うことは大切だが、現時点で生存していない人が何かをするわけでもない。魂の存在を信じる人々も大勢いるが、信じることは何等不当なことではない。魂はその生きている人本人の心のなかにしか存在していないだけだ。
 世の中の宗教的な行事に反抗するつもりも毛頭ないので、自分自身の死生観を誰かに強要するつもりはないし、自分自身がどう処遇されるのかさえ実のところあまり興味がない。この地球に生きている全てのものが、死ねば、土に帰るだけ。アミノ酸に分解され、やがては元素になって地球を再構築する材料となるだけ。と考えているだけだ。
by kkusube | 2010-12-17 20:15

by kkusube