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ナンバー938の呟き

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身の程知らずにわずかばかりの知性をふりかざしてみたくて呟くのである

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JR北海道が導入を目指していたが開発を断念したDMVに関して、そのアイディアを高く評価する声が多いようだが、個人的にはこの開発は技術屋の思い上がりとしか評価できなかった。
線路も道路も走れる車両「デュアル・モード・ビークル(DMV)」は、確かに既存の鉄道設備も利用できて一見便利そうである。しかし軍用でコストを度外視して利用するのでもない限り、いわゆる駄作である。廃止になった鉄道路線はバス専用道路として整備して制限速度も通常の道路とは別の設定で運用ができるようになれば、通常のバスを運行したほうが単純なコスト面でも人材育成の面でも永続できるからだ。バス停でなく駅舎も利用して、鉄道路線をタイヤのついたレールバス(というかバスそのもの)が運行している形態を取ればいいだけなのだから、専用DMVなぞを開発すること自体が無駄の上塗りでしかない。11メートルクラスのバスを運用すれば乗車定員もちんけなマイクロバス改造DMVよりも運行効率もよいし、免許も大型バスの免許で運用可能だ。しかも専用路線を運行する際には自動運転モードを追加することもそう難しい話ではない。そもそも自動運転は鉄道のように決まった路線を移動するのに向いている技術である。
モノヲタ系の技術屋には、
線路も道路も走れる車両「デュアル・モード・ビークル(DMV)」を開発することに使命とロマンを感じていたのだろう。しかし、それは便利そうに見えても実用には決してならない二兎を追う狐の技術だったのである。

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by kkusube | 2017-12-27 21:13